目 的: | 当たり負けしないしなやかな身体づくり、ジュニア期のケガ予防 |
対 象: | 小学校3年生男子、小学校4年生男子、U-13男子の3チーム |
頻 度: | 各チーム70分間×月1回(11ヶ月間) |
内 容: | 各チームの年齢や運動能力に合わせて、柔軟ストレッチ、足首の強化、バランス感覚、ジャンプ、ステップワークなどを音楽に合わせてできる別々のプログラムを指導。小学生は、足の裏の感覚とステップワークを中心にし、中学生は柔軟ストレッチと筋トレを重点的に行った。 |
効果検証: | 鳴門教育大学南隆尚准教授により、5、9、3月に股関節可動域三方向(外転・外旋・開脚)、三段跳び、バランス能力の測定を行った。 小学生は股関節の柔軟性が全方向で有意に向上した。中学生は個人差があったものの、外転と開脚についてはほぼ全員可動域が広がり、三段跳びの飛距離も伸びた。 6年後(2016年2月)、シナトレのストレッチを毎日継続して行っていた18歳男子の測定を行ったところ、股関節可動域は三方向とも向上しており、18歳男子の中では柔軟性が高く保たれていた。6年間、捻挫程度のケガしかしておらず、フィジカル面では常にチーム内で上位を維持している。 |
コーチの声: | 住田優氏 →インタビューはこちら トレーニングを導入して半年を過ぎたくらいから、試合中に転び難くなったと感じていましたが、選手から「当たられたのに転ばなかった」と言われ、選手自身が実感し始めたことで、自主的にストレッチをする者も出てきました。アタックによるケガや捻挫はありましたが、オスグットや股関節痛などのスポーツ傷害のケガは少なくなりました。 |
U R L: | レノファ山口FCアカデミー http://www.renofa.com/academy/ |